ちょっと待って!超低炭水化物ダイエットの落とし穴とは?
2020/12/12


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ダイエットのために炭水化物を抜くなんてことは良く聞きますが、皆さんも一度はチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?ここ数年で『ローカーボ・ダイエット』や『アトキンス・ダイエット』といった極端に糖質を制限するダイエットが増えてきています。
しかし、このダイエット法には落とし穴!?があります。
低炭水化物ダイエットの落とし穴とは?

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低糖質、低炭水化物をキープしていればカロリーの高いこってりとした料理を食べても良いとうたっています。脂肪やたんぱく質はGI値も低めで、血糖値上昇につながらないから気にせずに食べても構わないということです。ですが、このダイエットでは『骨髄の機能低下』が起きてしまいます。血液の血液成分は骨髄で作られており、その血球成分の中には、全身の血管の修復役(EPC)血管内皮前駆細胞という物質が含まれています。低炭水化物ダイエットで骨髄機能が低下すると血管修復役(EPC)が出なくなり、動脈硬化や血管機能破壊が進みやすくなる可能性が高くなるといわれています。
極端な低炭水化物ダイエットでは動脈硬化になる!?
極端な低炭水化物の食事を続けていると骨髄の機能が低下して、血管の修復力が落ちてしまいます。炭水化物(糖質)を制限を続けていると、かえって動脈硬化を促進してしまうことになります。実際にこんな比較例がありました。
・低脂肪・通常たんぱく・高炭水化物 ⇒ 中性脂肪やコレステロール値が下がった
・高脂肪・高たんぱく・低炭水化物 ⇒ 中性脂肪やコレステロールが高くなった
このことから考えても、低炭水化物・高脂肪・高たんぱくは動脈硬化の可能性を引き上げてしまうのです。
どのくらいの目安で栄養を摂取すればいいの?
炭水化物ど同様にたんぱく質も減らしすぎるのは危険です。たんぱく質には満腹感を促す役割があり、三大栄養素の比率で25~30%の摂取が望ましいといわれています。焼肉で炭水化物を抜いて、焼肉だけ食べたりするのもたまにはいいですが、極端な低炭水化物ダイエットでなく、食事の全体バランスを考えて炭水化物を摂取していきましょう。
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参照:糖化を防げばあなたは一生老化しない 久保明氏