ウイルス性肝炎の検査方法はどんなものがある?
2021/02/02


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こんにちは。ひご自然食品の久保です。お客様の質問で肝臓に効果があるものは?とご質問をいただきました。前回の記事でも肝臓の検査について紹介させていただきました。今回は、肝臓の肝炎について調査しましたので、紹介いたします。
ウイルス性肝炎とは?
ウイスル性肝炎には、A型、B型、C型、D型、E型などがあります。A型・E型肝炎ウイルスは主に水や食べ物を介して感染し、B型・C型・D型肝炎ウイルスは主に血液・体液を介して感染します。これらのウイルスは主に肝臓に感染して炎症を引き起こすのです。
ウイルス性肝炎の診断には、ウイルスマーカー検査
A型からE型までの肝炎ウイルスは、それぞれ異なる遺伝子構造をしています。肝炎ウイルスにはそれぞれに抗原というたんぱくがあり、感染すると抗原に対する抗体というたんぱくが作られます。血液検査でこの抗体を調べればどの肝炎にウイルスにかかっているか調べることが出来ます。
様々なウイルスマーカー
- C型肝炎ウイルスマーカー C型に感染しているかどうかはまず、HCV抗体というのを調べます。HCVが陽性の場合、C型に感染もしくは過去に感染しているかです。さらに、HCV-RNA(C型肝炎ウイルス遺伝子)の有無を調べてウイルスの感染及びウイルス量を調べます。
- B型肝炎ウイルスマーカー B型で測定するのは、HBs抗原が陽性の場合は、B型肝炎ウイルスの感染を示すことになります。HBs抗体が陽性の場合は、過去に感染があり、今は治癒していることが考えられます。
肝炎ウイルスマーカーの種類
図解で分かる肝臓病p53 抜粋
まとめ
肝炎ウイルスで発生する抗体や抗原の量を見ることで感染状態を判断したり、DNAやRNAを調べることでウイルスの量を知ることが出来るようです。