キクラゲは高齢者にオススメのビタミンDが豊富!?
2021/02/02

キクラゲはスープや炒め物の具材として使われていますが、実は貴重な栄養成分があることをご存知でしょうか?じつはキクラゲはビタミンDが豊富な食材の一つなのです。
キクラゲとは?
キクラゲは乾燥クラゲに似ていて、樹木に生えるクラゲの意味からキクラゲと呼ばれているそうです。さらに、漢字の『木耳』は形が耳に似ているからです。漢方での生薬名はモクジ(木耳)といいます。キクラゲははクワ、エンジュ、ヤナギ、コウゾ、ニレなどの腐った木に生えます。
キクラゲに含まれる成分はビタミンD?
ビタミンDは様々食材にもふくまれていますが、特に魚類が多いです。キノコの中では特にキクラゲが多いと言われています。
食事の魚離れからビタミンDの不足が懸念されています。ビタミンDを摂取しないと、どうなるのでしょうか?ビタミンDが欠乏してくると成人は骨軟化症になってしまいます。子どもの場合は成長障害が起こり、猫背、足の骨が曲がって、x脚、O脚、クル病の原因にもなってしまいます。
ビタミンDの食事摂取基準とは?
1日あたりにキクラゲはどのくらい摂取する必要があるのでしょうか?
成人男子・・・5.5μg
成人女子・・・5.5μg
小児・・・・・3.5μg
高齢者・・・・5.5μg
上限は50μgと言われていますが通常の食事ではこれを上回ることは滅多にないです。
きくらげを5.5μgを摂取しようとすると、乾燥きくらげでは1日に約1.5g程度を摂取目安にしていただければと思います。(あくまでも目安)
また特にこんな人にはオススメです。
・乳幼児や子供
・妊婦、授乳婦
・骨や歯が弱い人
・高齢者
・閉経後の女性