メニエール病とその治療薬とは?
2021/02/02

出典 ぱくたそ
こんにちは。ひなた食品の久保です。今日は、耳鳴りのお客さんからお電話があり、以前はメニエール病と診断されていたとおしゃっていました。そもそもメニエール病とはどんなものなのでしょうか?
メニエール病の症状とは?
メニエール病の症状は以下のようなものがあります。
・めまい、耳鳴り、難聴を発症する発作期。症状が軽快する間欠期の2種類がある。
・回転性めまいを引きおこして、30分から数時間と長い場合もある。
・耳の前庭と呼ばれる器官が刺激されるため、自立神経症状がある。
・初期症状は低温が難聴であるが、発作、間欠期と経過が進行すると高音域が難聴となり、ゆくゆくは全域で難聴になる。
・初期は一側性である難聴が経過中に、両側性になることもある。
メニエール病の治療はどうしたらいいの?
急に下記症状が起こった場合の治療法です。
症状がめまいの場合(※)
・H1受容体拮抗薬
・循環改善薬
・抗不安薬
・炭酸水素ナトリウム点滴
・補液、栄養補給
症状が難聴の場合
・副腎皮質ステロイド
・浸透圧利尿薬
間欠期に起こった場合の治療法
・生活指導(過労、ストレス、睡眠、適度な運動)
・※めまいの治療の薬で対応
効果不十分であれば、中耳加圧療法や手術療法(内リンパ嚢開放術、選択的前庭機能破壊法)を実施ていきます。
メニエール病の治療薬の作用機序と特徴
最後にメニエール病の治療薬を調査しましたので、ご参考までに。
参照:薬がみえるp403
ただし、お薬は医師の指示に従って、正しいものを選んでお試しいただければと思います。