冬虫夏草に含まれる耳鳴り対策成分 マンニトールとは?
2022/02/25

冬虫夏草は耳鳴り良いのか?とお客様からのご質問を良くいただきます。冬虫夏草には特有成分のコルジセピン、βグルカンが配合されており、マンニトールという糖アルコールが含まれています。そんな冬虫夏草に含まれる「マンニトール」の耳鳴り効果が期待されています。
耳鳴りの原因とは?

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そもそも耳鳴りの原因は何でしょか?
ストレスからくる自律神経の乱れ、大きな音、耳垢や異物、薬の副作用などが代表的な原因とされています。さらに、耳鳴りを伴っている疾患としては、突発性難聴、老人性難聴、外耳(道)炎、耳管狭窄症、中耳炎、内耳炎、メニエール病、聴神経腫瘍、外リンパろう、耳性帯状疱疹、高血圧症などです。冬虫夏草に含まれている「マンニトール」は血管拡張作用があるとされており、血圧を下げることで耳鳴り改善が期待されています。
マンニトールの薬理作用とは?
マンニトールはおしっこを出す利尿薬でありながら、血液量の増加をしていきます。一般的な利尿薬とは違って、脳圧降下、眼下降下、薬物性中毒の急性じん不全の尿量維持にも使われています。腎臓の糸球体でろ過されて尿細管で再吸収されずに尿中に排泄されます。つまりマンニトールの利尿作用、血圧降下(脳圧降下、眼圧降下)が耳鳴りの改善として注目されている点になります。
マンニトールの摂取量は?
検体の体重1㎏に対しての静脈注射でも脳圧降下作用が観察されると言われていますが,1 g/kg が一般的に投与されているようです。
ひご自然食品の冬虫夏草には30gあたりにマンニトールが約0.36g(ノーマル冬虫夏草)
子実体のみの冬虫夏草には30gあたりに約1.25g含まれています。
健康食品の冬虫夏草の場合は、薬のように大量ではないので速攻性はないですが、ゆっくりと続けるタイプになります。
ただし、以下の方はお気をつけ下さい。
【禁忌事項】
①重篤な鬱血性心不全
②明らかな肺水腫
③重症腎疾患に起因する無尿
④急速な循環血液量の増加に起因する急性腎不全,肺水
まとめ
今回は、マンニトールという糖アルコールについてお話しさせていただきました。マンニトールに加え、β―グルカンという食物繊維は、腸内活性を促し自律神経の偏りをサポートしてくれると言われています。やはり冬虫夏草は様々な成分の総合的なチカラがあるキノコだと思います。
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