桑の葉 糖尿病への有効成分とは?
2022/01/20


jangsungwoo / Pixabay
こんにちは。ひご自然食品の久保です。桑の葉にはちょっと変わった成分が含まれています。ミネラルではなく、アミノ基と糖が結びついたアミノ糖と呼ばれるものです。1-デオキシノジリマイシン(DNJ)と呼ばれ、抗生物質として知られているカナマイシン、ストレプトマイシンなどと同じグループになるようです。
図1 1-デオキシノジリマイシン(DNJ) ウィキペディア参照
DNJのラット試験
ラットを使った試験で、桑の葉のお茶が糖尿病予防に効果があると言われています。その理由は桑の葉に含まれる、1-デオキシノジリマイシン(今後DNJの血糖値抑制作用があるのでは考えられているからです。DNJが腸からの糖の吸収を抑制してくれるそうで、そのため血糖値の急上昇を予防するのに役だっています。
デンプンの分解酵素を妨害する
米や芋などのデンプン類は、ブドウ糖や果糖になって吸収されます。桑の葉DNJはデンプンの消化過程で、膵臓から分解される糖分解酵素の働きを妨害する働きがあるとされています。そのため、食後の血液中のブドウ糖量を急激に抑えれる可能性があります。血糖値や肥満が気になる方は是非ともお試しください。
参照元
桑の葉パワーで毎日壮快
引田 學 氏
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