玉ねぎの皮の食べ方とは?ケルセチンを普段の食生活へ
2022/02/03


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玉ねぎの皮は味噌汁や、スープにいれると美味しいです。特にロールキャベツは相性が良いとお客さんが言っていました。
今回はそんな玉ねぎの皮の使い方について紹介させていただきます。
玉ねぎの皮の煮汁
□作り方
鍋に500mlの水と玉ねぎの皮粉末1g(スプーンで1杯)をいれて、火にかけて2分沸騰させて火を止めます。玉ねぎの皮からケルセチンが抽出されている煮汁を使います。

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煮汁はお茶としても飲めますが、お吸い物やスープのだし汁としても利用できます。鍋や、水煮をいれて昆布と一緒に玉ねぎの皮の粉末を一晩漬けてだしをとるような感じで使うのも良いと思います。玉ねぎの皮にはグルタミン酸が含まれており、鰹節に含まれるうまみ成分イノシン酸を加えることで、グッと美味しくなります。鰹節との相性がいいです。
ケルセチンを沢山摂取したい場合は、沸騰させて、約10分程度煮ることで苦味が増していきます。これがケルセチンです。薄味にはなかなか難しいですが、濃い味付けの料理であれば問題ないです。
玉ねぎの皮を使ってミレストローネ

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絵はイメージです。
玉ねぎの皮はダシ汁としては結構合います。次はミレストローネでの使い方です。
【材料】 (2~3人分)
・玉ねぎの皮煮汁(もしくは粉末を溶解した液) 500ml
・じゃがいも・・・1/2個
・にんじん・・・1/4本
・玉ねぎ・・・1/4個
・キャベツ・・・1枚
・にんにく・・・1かけ
・トマトの水煮(缶詰)・・100g
・オリーブの油・・・大さじ1/2
・固形ブイヨンの素・・・1と1/2
・塩コショウ・・・少々
・パセリのみじん切り・・・少々
【作り方】
①じゃがいも、人参、玉ねぎ、キャベツを1cm角に切っていきます。にんにくはみじん切りにして、トマトの水煮はづぶしていきます。
②鍋ににんにく、オリーブ油を入れて火をかけて、香りがたったら、じゃがいも、人参、玉ねぎ、キャベツを入れて炒めます。野菜がしんなりしてきたらトマトの水煮を入れます。
③ ②に玉ねぎの皮の煮汁を注ぎます。ふっとうしたら、固形ブイヨンの素を加えて、中火で10分ほど煮ます。
④塩コショウで味を調えて器に盛ってパセリを散らします。
いかがだったでしょうか?美味しく健康になれるなんて本当に良いと思います。是非ご購入したら、お試しください。
参照元:玉ねぎの「皮」を食べるだけで病気にならない 熊沢義雄氏