菊芋の効果効能の臨床実験に関して
2022/02/03

菊芋はとても生命力の強い植物です。栽培している畑から数十メートルも離れたところで、いきなり芽が出て、グングン大きくなってしまいます。そんな菊芋には天然のインスリンと呼ばれる『イヌリン』が含まれています。このイヌリンが含まれる菊芋が、血糖値やヘモグロンビンA1c(糖尿病がどうかを判断する基準の1つ)の値を下げると報告されていましたので、紹介させていただきます。
目次
菊芋と血圧に対する効果効能に関して

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①血圧が140mmHg以上の人は、菊芋を飲用前後で平均して、17㎜Hg下がっている。
②血圧が120~139の人は、1.9mHg下がっています。
③120mmHg以下は4.2mmHg下がっています。
血圧が高い人ほど下がる傾向があることを示しています。
菊芋と体重に対する効果効能に関して

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体重は、体重が少ない男の人で1kg減で、多めの男性は2.8kg
減少しており、女性は少なめの人も多めの人も1.2kgであまり差がなかったようです。
腹囲に対する効果効能に関しては、男女とも全員減少しており、4cm~5cm少なくっていました。
太ももまわりは男性で2.7cm、女性が2.1cm細くなっていました。
菊芋とコレステロール値に対する効果効能に関して
総コレステロールが220㎎の人は、54.5mg/dl下がっていました。
高い人が有意に減っていました。
菊芋と中性脂肪に関して
①220㎎/dlの人は平均して132㎎/dl減少しています。
②150~219㎎/dlの人は47.5㎎/dl
③150㎎/dl未満は、6.8㎎/dl
菊芋と血糖値に対する効果効能に関して

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①170㎎/dlの人は平均で66㎎/dl
②110~169mgは平均で20.4mg/dl
③110未満は10㎎/dlでほとんど下がっていません。
ある程度高い人には効果がありそうですが、低い人にはあまり大きな変化はないようです。
菊芋とヘモグロビンA1cに対する効果効能に関して
①ヘモグロビンA1cが8%以上の人は1.4%減少
②ヘモグロビンA1cが6~7.9%の人は0.14%減少
③ヘモグログロビンA1c 5~5.9%の人は0.15%減少
④ヘモグロビンA1cが4.9%以下の人は0.05%増加していました。
④の結果では、菊芋が減らすだけのものではなく増やしてもいます。ただ減らすだけではないのですね。
菊芋は色々な粉末が市場に出ていますが、しっかりした品質のものが出回っていません。弊社ではしっかり『殺菌粉末加工』しているので
安心して召し上がってもらえます。ひご自然食品の菊芋はこちら
参照元:菊芋ってなに? 高橋玄朴氏
参照元:西新宿プラザクリニックの出村博院長(東京女子医科大学名誉教授)2005年9月~2006年4月に実施