糖尿病になってからのインスリン療法とは?
2020/12/12
こんにちは。ひご自然食品の久保です。糖尿病の人でⅠ型糖尿病では必須の治療法ですが、Ⅱ型糖尿病でも治療法、運動療法を行い、経口薬の治療でも血糖コントロールが達成できなかった場合に行うようです。また妊娠している方などは、胎児に悪影響を最小限に抑えるため、より厳密な血糖コントロールが必要になり、インスリン療法をを導入する場合があるようです。
インスリン製剤のタイプとは?
インスリン製剤には、皮下から吸収されて効果が出るまでの時間、インスリンが血糖値を下げ続ける時間、インスリンの血糖値を下げる作用が最大になる時間などの違いによって大きく分けて5つあるようです。
超速攻型・・・注射後10~20分で効果が出始めて、効果が3~5時間持続する。
速攻型・・・注射後30分~1時間後に効果が出始めて、効果が5~8時間持続する。
中間型・・・注射後30分~3時間で効果が出始めて、効果が24時間持続する。
混合型・・・速攻型と中間型の混合タイプになる。注射後10分~1時間で効果が出始めて効果が約24時間持続する。
持続型・・・注射後1~2時間で効果が出始めて、効果が約24時間持続する。患者の血糖コントロールの状態を判断しながら決定していく。
インスリン製剤の注射の打ち方
インスリン製剤は、皮下脂肪の薄い人は皮膚をつまんで注射針を斜め45度に刺します。逆に皮下脂肪が厚い人は皮膚をつまんで垂直に注射針をさします。打つ箇所は、おしり、上腕、おなか、太ももなどになるようです。
出来れば、インスリン注射を打たずに越したことはないですね。毎日の予防が大切です。食事でオススメしているのが天然のインスリン含有の菊芋の紹介です。
自然食品の天然インスリン含有の菊芋を食べる
菊芋には天然のインスリンと呼ばれる、有効成分イヌリンが含まれています。このイヌリンは、腸内環境を整えることもできるそうです。イヌリンが体内に入ると、菊芋に含まれるイヌラーゼという酵素に分解されてフラグオリゴ糖になります。フラグオリゴ糖は腸内でビフィズス菌のなど善玉菌のエサとなり腸内を綺麗に整えてくれるのです。
イヌリンは腸内滞在時間が長いから良い!
イヌリンは水溶性の食物繊維で、胃腸の中に長時間とどまります。腸管からの糖の吸収がゆっくりとなり、血糖値の急激な上昇がないため、インスリンの分泌量も少量に抑えられるのです。菊芋100gあたりのエネルギー量は35キロカロリーと低いので、芋類の代わりに食べるのもいいかもしれません。
菊芋に含まれる糖質はノンカロリー!?
菊芋に含まれる糖質は分解しても果糖にしかならないようで、この果糖は血糖値をほとんど上げないようです。菊芋は様々な料理でアレンジできる食材です。菊芋の粉末は味噌汁や鍋などに活用すると普段食事で簡単に摂取することもできるのではないでしょうか。
参照 糖尿病を治したい人は『キクイモ』を食べなさい。
岡 宗男氏
参照元:<糖尿病>ヘモグロビンA1cおを下げるコツがわかる本 栗原 毅氏