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ビタミン

ビタミンB6は脂質代謝を促進!?

2022/02/07



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今回は、意外にすごいビタミンB6についての紹介です。ビタミンB6はタンパク質合成に必要なアミノ酸が足りない場合に、別のアミノ酸に作り替える働きを助ける補酵素になります。つまり、タンパク質を分解し、体に必要な形に再合成して、利用しやすいアミノ酸に生成します。その一部のアミノ酸の合成を助けるのがビタミンB6の役割になります。

ビタミンB6が欠乏すると、どうなる?

ビタミンB6が欠乏してしまうと、アミノ酸の代謝に異常が起こります。例えば、ビタミンB6欠乏症で育てた蚕は繭を作れずに死んでしまうそうです。またタンパク質の摂取が多いとビタミンB6の必要摂取量が増えてきます。不足すると、不眠症、神経過敏、神経炎、こむら返り、足のしびれなどの種類の症状を起こしてしまいます。

ビタミンB6の効果とは?

ビタミンB6には、髪の毛や皮膚、歯を健康にする効果や成長を促進する効果があると言われています。脂質代謝を促すことで、脂肪肝を予防する効果が期待されているようです。

ビタミンB6の1日の摂取量は?

2010年日本の食事摂取基準では、1日の上限量は男女ともに60mgと定められています。基本的に、水溶性ビタミンであるため、尿とともに排出されるため過剰摂取の毒性はあまりないとされています。基本的には不足しにくいビタミンB6ですが、ホルモンバランスなどで、ビタミンB6を多く消費してしまい欠乏になることもあるようなので気を付けましょう。

ビタミンB6はどんな食べ物に入っているの?

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魚類ではカツオ、マグロ、サケ、サンマ、植物ではサツマイモ、バナナ、マンゴー、小麦胚芽、くるみ、パセリなどです。バランス良く摂取していきましょう。

参照元:ビタミン・ミネラルの本 吉川敏一氏

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平日9:00~18:00

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