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人工栽培が可能になった霊芝とは?

2021/02/02



tassilo111 / Pixabay (画像はイメージです)

ひご自然食品では、冬虫夏草を販売しておりますが、冬虫夏草に負けて劣らないキノコの一つげが『霊芝』です。今回は、霊芝とは一体どんなものかを調査してみました。

そもそも霊芝(レイシ)とは?

画像参照元:wikipedia

霊芝とは、サルノコシカケ科のマンネンタケという『キノコ』で湿気のある山林に自生しています。霊芝はめったに見つかるのもではなく、梅、ナラ、クヌギといった木にしかた自生しないのです。古い木の10万本に2、3本くらいの確率でした採取できないとても貴重なキノコなのです。その理由は、マンネンタケの胞子を包んでいる殻がとても固く、発芽しにくいからです。本場の中国では採取できた時には、親や兄弟にも内密にして村を上げて皆でお祝いをするくらい嬉しかったようです。

霊芝の薬物としての歴史とは?

紀元前1~2世紀ごろに成立したといわれてる最古の薬物書『神農本草経』に霊芝は収載されており、最上級の薬物(上薬)として珍重されており、日本では『日本書紀』にすでに芝草として記述されています。

上薬とは、『これを君といって、命を養うことを主として天に相当する薬物であって、毒がないから長期にわたって服用しても害はない。そして不老長寿を願い、いつまでも身が軽く、益気にみちていることを欲する人の飲む薬である』と解説されています。

現代医学では病気を治す治療薬の上薬していますが、そうではなく副作用が全く無く、いつまでも若々しく元気に年をとるための長寿延命のためであり、常に服用して健康を保ち病気にならないための薬が『上薬』とされているのです。

人工栽培ができるようになった霊芝

霊芝は薬用人参と同じように上薬されており、採取も難しいためとても貴重なキノコでした。しかし、中国や日本で人工栽培をすることに成功し、治療や研究に使用できるようになりました。通常の人工栽培はナラ、クヌギのホダ木に霊芝の菌糸を植えつけて、ビニールハウスを利用して栽培するのが一般的なようです。最近では、梅のおがくずを使った瓶で培養する方法も一部では行われているようです。ただ、柄と傘のバランスが取れていないのでまだまだ研究段階です。

様々な霊芝の仲間たち

霊芝の仲間には、赤い色の赤芝(せきし)、黒い色の黒芝(こくし)、青い色の青芝(せいし)、白い色の白芝(はくし)、黄色い霊芝の黄芝(おうし)または金芝(きんし)、紫色の紫芝(しし)とこれらのものが『神農本草経』や明代の『本草綱目』に記されています。現在栽培されているのは、赤芝が一般的なようです。

霊芝のほかには、カワラタケ、コフキサルノコシカケ、メシマコブ、伏苓、猪苓(ちょれい)といった薬用に使われるサルノコシケカ科のキノコの栽培研究も進められています。

まとめ

今まで天然のものしかなく、量が少なくて効果効能試験や研究が進んでこなかった霊芝ですが、人工栽培技術の介入でさらに研究が進んできました。これからの霊芝の医療へ応用が注目されています!

冬虫夏草|宮崎大学と共同開発 国産100%

 

 

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