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玉ねぎの皮

今さら聞けない!?体に良いとされるポリフェノールとは?

2017/11/25



Oldiefan / Pixabay

ポリフェノール?聞いたことありますと言う方は多いと思います。ですが、ポリフェノールって何なのか?と問われるとなかなか上手く答えれないのではないでしょうか?

ワインに入ってる○○では?お茶の○○では?

そうなんです。ポリフェノールは、お茶、ぶどう、玉ねぎ、柑橘類、オリーブと様々なものの中に入っており、食べられています。

ポリフェノールは7000種類以上もある!?

ブルーベリーに含まれるアントシアニン、緑茶に含まれるカテキン、ぶどう、アカワインに含まれるアントシアニン、玉ねぎに含まれるケルセチンなど様々のポリフェノールがあります。自然界には、こんなポリフェノールが7000種類以上もあると言われています。赤ワインのレスベラトロールやゴマの実に含まれるセサミン、リグナンなどもポリフェノールの一種です。

ポリフェノールってなんぞや?

ポリフェノールの意味は、ポリ(複数)とフェノール(水酸基)の合わさった意味です。つまり、複数の水酸基がくっついているものがポリフェノールです、フェノールだけでは特有の臭いをもつ化合物になります。

図 フェノール基

ポリフェールの抗酸化力とは?

Meditations / Pixabay

ねぎの皮に含まれるケルセチンもポリフェノールの一種です。抗酸化力はポリフェノール備わっている能力の一つですが、老化、病気の原因となる活性酸素を退治する力です。ポリフェノールについている、フェノール性水酸基には活性酸素をとらえて体外へ排出する抗酸化作用があるので、老化、病気を防ぐ成分とし手注目されています。

ポリフェノール様々な能力

ポリフェノールは抗酸化力以外にも、視力、肝臓の働き、脂肪や糖の吸収を抑制したり、血液をサラサラにしてくれるなどそれぞれで能力が異なります。玉ねぎの皮に含まれているフラボノイドには血糖値上昇を緩やかにする力が認められています。澱粉がおなかに入るとアミラーゼという消化酵素が、澱粉をブドウ糖が2個だけつながった麦芽糖に分解します。さらにグルコシダーゼが出てきて、糖をバラバラして、からだが吸収しやすいブドウ糖にします。ポリフェールがあると消化酵素の動きを鈍くさせて、糖能吸収がを穏やかに血糖値が下がりにくくなると言われています。

 

 

 

 

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