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冬虫夏草とは

冬虫夏草の効能とは?(腎臓、肝臓、免疫賦活)

2021/02/02



condesign / Pixabay

前回では、冬虫夏草の効能の内、肺や赤血球の増加などについてお話させていただきました。数多くの効能を示す冬虫夏草の中で、今回は腎臓、肝臓、免疫賦活についてお話させていただきます。

 

冬虫夏草の腎臓への研究効果

現在での腎臓病と言えば、治療は長く、人工透析に移行していくケースが多いやっかいな病です。原因は細菌による炎症を筆頭に多々ありますが、冬虫夏草の腎炎に関する研究は臨床でも動物実験でもかなり発表例があり、いずれも期待をもたせてくれる内容です。

細菌の感染による場合には、体の免疫力を調整・強化することが基本になります。ラットの実験では冬虫夏草のエキス(抽出物)には、腎臓で処理されるべき物質である血中尿素窒素(BUN)やクレアチニンを早く低下させる作用があり、尿細管や糸球体の圧力を軽減させ腎不全の悪化を防ぐことが報告されています。

また薬物性腎臓障害の原因となるカナマイシン、ゲンタマイシンなどの抗生物質の害を抑制する効果も注目されています。さらに加齢で生じる腎機能低下に対しても、冬虫夏草の服用で尿細管上皮細胞のDNA合成を促進して細胞の老化を防ぎ、腎臓の血流量を保って腎機能の改善を示すことが、臨床結果の血液検査値として報告されているそうです。

 

冬虫夏草の肝臓への効果

肝臓への効果は、まだまだ沢山あるとは言えませんが、日中の医学雑誌には肝硬変によって生じた腹水の消失・減少、肝機能の改善を示す血液中のアルブミンタンパク量の増加、肝硬変による肝臓組織の線維化の減少、肝硬変患者のビリルビン・LDH・GOT・GPTなどの改善と自覚症状の消失などが発表されています。

 

冬虫夏草の免疫賦活、正常化

様々な病気がありますが、免疫系が崩れてしまうのが原因であると言われ、免疫力の働きを正常化することが重要であると言われています。
冬虫夏草に含まれるいくつかの多糖体(β‐グルカンなど)が免疫力の強化に大きく貢献することが、日本並びに中国でも明らかになっているそうです。特に免疫系は飲んですぐ効くものではないため、飲み続けることが重要となっています。

弊社の冬虫夏草も末長く続けていただけると幸いです。

人間は火を使うことで、病原菌を戦って来た!

人類は火を発見したために、病原菌を殺し感染病から守られたことは、目に見える事実です。食物を、火を使って消化を良くしたり、腐敗から守ったり、病原菌を殺すこともできたわけです。人類は、火を使うことで寿命を延ばすことができたのです。さらに、目に見えない体の内部で、人類は自分の体内に免疫力を持つようになり、身体の中に病原菌が侵入してくると、正常な細胞が病原菌を見つけて、戦って排除することができるようになったのです。自然界には、3,000億種の生物がひしめき合いなら生きています。この生物たちは、お互いに助け合うこともありますが、食物連鎖のように、ほとんどの生物は相手を滅ぼしてしまい、自分たちの種を守ろうとしています。

人間の場合も、恐ろしいのは大型の猛獣だけではありません。むしろ、人間の目には見えないような細菌やウイルス、あるいは自分の細胞が変異したガン細胞などの方が、人間が生存していくのに脅威となっています。そのような脅威から身をいかに守るか、その鍵を免疫は持っているのです。

 

遺伝子治療はガンを治せるのか?

医学の進歩とともに、遺伝子の中枢が解明され、発ガンを抑制している遺伝子が次々報告され始めています。遺伝子治療がガンを抑制するのではないかとも言われ続けており、一日でも早くガンが治る薬や治療方法が開発されるというは人類の願いでもあるのではないでしょうか。

 

ガンに対しての理想なクスリはあるのでしょうか?

免疫システムは、未だに解明されていない不詳の部分が多く残されていているとはいえ、病気を人工合成の薬で治そうとしても、免疫の正常細胞のシステムの連携タイプには到底及ばないからです。特に、人工合成のガンの薬は、細胞の核を壊したり、細胞の分裂酵素を阻害したり、ガン細胞は正常細胞よりも分裂速度が速いという性質に着目して開発されてきました。しかし、これらの薬は全て正常細胞を痛めつけてしまうという、良しとも悪しともいえないな発明だったと言っても良いしょう。

副作用のないガン専門薬の開発が待望されていますが、多くのガンの薬は、これまでの沢山の失敗経験をと、抗ガン剤は長く使うべきではないと考えています。抗ガン剤のそれ自体を長く使えば発がんを誘導するような性質もあるからです。抗ガン剤によって核を傷つけ、DNAに損傷を与えることが出来れば、ガン細胞は壊死するかもしれませんが、同様に細胞もダメージを負ってしまいます。正常細胞は、ダメージを受けており、正常細胞が回復するために、抗がん剤の投与を休み休みなく投与し続けますので、結局問題は一向に解決しないのです。

人間が身体の中に入れる薬はほとんどが人工合成されたものですので、自然物の方が遥かに良いのではないでしょうか。人工的に化学合成されたものは、生き物である人間にとっては、どうやっても異物でしかないからです。それよりも食べ物として、口から摂取して、体が受け入れてくれる自然由来のものが、体に負担なく良い方向へ導いてくれるのではいなでしょうか。冬虫夏草もその一つになると良いです。

参照:究極の冬虫夏草 金城典子 p71-

冬虫夏草|宮崎大学と共同開発 国産100%

平日9:00~18:00

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