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桑の葉

桑の葉(粉末)の糖尿病への効果効能とは?

2022/01/20



diego_torres / Pixabay

こんにちは。ひご自然食品の久保です。昔の話になりますが、鎌倉時代に明庵栄西が『喫茶養生記』で桑について『飲水病』に効果があると記しています。 飲水病とは現代では糖尿病と推測されています。糖尿病は大きく分けて2種類あるのはご存知の方も多いと思います。血糖値を調整するインスリン(ホルモン)が分泌されなくなってしまうタイプと、インスリンは分泌されているのに働かないタイプです。

ではどんなタイプなのか、詳しくお話させていただきます。

糖尿病にはインスリン依存型と非依存型がある!

糖尿病はインスリンが出なくなるタイプはインスリンを打って補わないと血糖値のコントロールができないです。このタイプは日本人にはあまり多くはありません。インスリンの量が少なかったり、量があっても効きが悪いタイプが日本人の糖尿病で多いです。

インスリンの役割とは?

インスリンは細胞がエネルギー源としてブドウ糖を利用できるように体の各細胞にブドウ糖を送り届けることです。余分なブドウ糖は脂肪に変える働きもあります。食事を摂ると膵臓が感知して、インスリンを分泌していきます。血糖値は80~100前後に保たれるように調整していきます。過食や糖分の過剰摂取が続くと、膵臓も疲れてきてしまい、インスリンの分泌量が減ったり、効果自体も弱くなってきます。

桑の葉には血糖値上昇抑制効果!?

桑の葉の粉末を用いて、正常者と糖尿病予備軍に対して血糖値抑制効果が確認されています。詳しくは下記URLの記事でまとめております。

桑の葉薬のように、一気にドンと下げるのではなく緩やかに下げているので低血糖などの副作用の可能性も低くなるのではと思います。

桑の葉の血糖値効果効能について 論文紹介

 

桑の葉を食事に取り入れましょう!

ちょっと最近イライラするなとかキレやすいなど、血糖値の上がり下がりで気分が落ち着かなかったりすることもあるようです。そんな時は、ちょっとした休憩に桑の葉を飲んでリフレッシュしましょう。夏場であれば、1g~2g程度を水筒に桑の葉粉末を入れて、水を入れて蓋をして振って下さい。粉末は沈殿しやすいので振りながら飲むと無駄なく桑の葉を摂取できます。是非ともお試しください。

参照元

栄西と喫茶養生記 中山清治氏

https://www.tau.ac.jp/outreach/TAUjournal/2012/09-nakayama.pdf

桑の葉パワーで毎日壮快

引地 學氏

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