桑の葉の栄養成分について｜国内産100％桑の葉粉末
2022/01/20
先日は、夫婦で桑の葉をご購入いただきました。2人で1ヶ月に1袋づつ飲んでくれているそうです。大変ありがたいです。桑の葉の薬効にについて様々な衛生研究所、ガンセンター、蚕業センター、栄養短期大学が共同研究を進めています。その中で桑の葉に含まれる成分について、情報収集しましたので紹介させていただきます。
桑の葉に含まれる栄養成分について
桑の葉に栄養には食物繊維が豊富であるということが言われています。生の桑の葉の食物繊維含有量は14.5％と高く、一般的な野菜よりも高いといわれています。カルシウム、鉄分も多く含まれており、桑の葉の乾燥粉末中のカルシウムはキャベツの約60倍、鉄はカブの15倍も含まれています。ミネラル補給には素晴らしい食材といえます。ビタミンではA、B1,カロテン、エルゴステロール、フラボノイド類のルチンも含まれています。また血糖値効果作用で注目されている、ガンマーアミノ酪酸も多いといわれ、生活習慣病予防に大いに期待されています。(参照：蚕業センター技術研究部蚕桑科の有賀勲科長の報告)
桑の葉の血圧を下げる？成分とは？
東邦大学薬学部の野村太郎教授は桑に含まれるクワノンG、クワノンHという成分は血圧を下げる効果があると発表されています。
さらに、桑の葉の血圧降下作用に関しては、神奈川県衛生研究所食品薬品部の堀口佳哉氏らの研究報告では、高血圧のラットに桑の葉を与えて、血圧が抑えられたとあります。 正常なラットに与えた場合は血圧に変化は見られなかったそうです。おそらく、正常な人でも摂取しても低血圧にならないかを検討していると思います。沢山飲んで、低血圧になりすぎたら気分が悪くなってしまっては意味がないですからね。
(参照元：クワの葉の薬効 大山武司 医学博士)
宮崎県の横山製茶で作られる桑の葉茶
宮崎では桑の葉を作っている農家さんは限られています。桑の葉の乾燥方法は葉の成分を壊さないようにする方法ですが、詳しいことは企業秘密とのことでした。できるだけ素材成分を壊さずに作り上げる横山製茶さんの桑の葉は素晴らしいです。(写真：桑の葉の収穫の様子 横山製茶提供)
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