*

ローヤルゼリー

王乳と呼ばれるローヤルゼリーとは?

2021/02/02



PollyDot / Pixabay

ローヤルゼリーとは、別名はロイヤルゼリーとかビーミルクとか呼ばれ、蜂乳や王乳などと呼ばれる乳白色の物質です。

女王蜂のみが食べれることができるものです。正確には、女王蜂、女王蜂の幼虫、働き蜂の幼虫が食べれることが出来るみたいです。

ロイヤルゼリーはどうやって作られるのでしょうか?働き蜂の体内で合成され咽頭線(唾液腺)から分泌される膠状物質(クリーム状の物質)で見た目はシュークリームの中身みたいな感じです。

 

ローヤルゼリーの歴史

古くからヨーロッパなどで、高級品として認識されてきたロイヤルゼリー。精力剤や栄養剤として愛用されてきました。ローヤルゼリーが注目されたのは、ローマ法王ピオ12世の演説がきっかけでした。ピオ12世は高齢で肺炎を患っており、危篤状態まで陥りましたが、そのとき彼の命を救ったのがローヤルゼリーだったそうです。

その後、ピオ12世は、世界養蜂会議でローヤルゼリーのおかげで回復できたと語ったそうです。

 

ローヤルゼリーの効果効能と主な成分とは?

ローヤルゼリーは女王蜂が食べるものお伝えしましたが、ローヤルゼリーだけ食べる女王蜂が通常の蜂よりも1.5をも大きくなったり、寿命が40倍も増えることはローヤルゼリーのおかげだと考えられています。そのローヤルゼリーに含まれる特有成分は、「デセン酸」と呼ばれます。主に、抗菌作用、制ガン作用、インスリンのような作用、皮脂分泌調整作用などの効果があるとされています。

その他には、24種のアミノ酸、ビタミン類(ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、パントテン酸、ナイアシン、ビオチン、アセチルコリン、イノシトールなどが含まれています。近年の研究では、ロイヤラクチンという、寿命増加を誘導する成分が見つかっており、実際にロイヤラクチンをショウジョウバエに与えたところ、女王蜂と同様の効果が見られたそうです。こんな凄い機能性をもつローヤルゼリーですが、近年は、蜂の数も減ってきているため、ローヤルゼリーの希少価値が出てきて、手に入りにくなってきそうです。

冬虫夏草|宮崎大学と共同開発 国産100%

 

平日9:00~18:00

-ローヤルゼリー