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耳鳴りについて

耳鳴りは様々な環境から引き起こる!?

2022/01/13



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耳閉塞感が起こるメニエール病とは?

メニエール病って聞いたことありますでしょうか?会社の女性社員で、メニエール病の人がいますが、めまいと耳身なりの症状があってとても辛いと言ってました。他の症状としては、動悸、頭痛、吐き気、耳鳴り、耳の閉塞感、難聴などが知られています。

メニエール病は若い女性がなる病気という認識の方も多いようですが、内耳のリンパが膨れてしまい、水膨れしてしまう状態です。

内耳と蝸牛の中には、空間があり、外リンパ液と内リンパ液で満たされていて何らかの原因で内リンパ液が増えてしまうと蝸牛が水膨れしたようになるのです。

これを「内リンパ水腫」といいます。初期段階では、耳鳴りが低音で、難聴も低音部で起こっています。

めまいと発作を繰り返しているうちに、難聴が進行し、全音域で聞こえが悪くなって、耳鳴りの種類も変化していきます。

メニエール病の治療法としては?

治療法としては、利尿剤やステロイドホルモン、抗不安薬などの薬物療法があります。あとは規則正しい生活と程よい運動、ウォーキングや有酸素運動が効果的と言われています。

音に関する耳鳴りの症状

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音響外傷とは?

ライブやコンサートなどに一度は行ったことがある方はいらっしゃるかもしれませんが、ものすごい爆発音や衝撃音を聞いているとその直後から強い耳鳴りがして聞こえが悪くなります。

これを「音響外傷」といい、音源に近い方の耳にだけ難聴や耳鳴りの症状が出ることもあります。

突然なってしまう病気であるため、早期に治療すれば回復する可能性があります。

主な治療としては、ステロイドホルモン、血流改善薬、ビタミン剤などが使われています。

騒音性難聴とは?

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長年大きな音がする環境下で過ごしていて起こる難聴を「騒音性難聴」と言います。

工場やカラオケ店、工事でのブルドーザーなどの音で引き起こります。

症状は、なかなか自覚しにくく、会話で使う音域になって初めて気づく方が多いそうです。難聴を自覚したときは、かなり進行していて、なかなか有効な手段がなくて、血流改善薬やビタミン剤を用いられるそうです。

私たちも騒音環境の工場で作業する場合はありますが、その際はヘッドホンや耳栓などを着けて作業しています。少しでも耳に負荷をかけないように、環境を整えたり、対策をしておく必要があります。

チカラを入れたら耳から変な破裂音!?

突発性難聴やメニエール病などと誤診されやすい病気の外リンパ瘻とうものがあります。目がグルグルと回るようなめまいが起こると同時に難聴や耳鳴りが起こります。中耳と内耳を隔てている「前庭窓」や「蝸牛窓」のどちらかもしくはその両方が破けてしまい内耳にある外リンパ液が中耳に漏れ出てしまう病気です。簡単なきっかけでも起こるようで、重いものを持ち上げたり、鼻を強くかんだり、トイレでりきんだり、管楽器などを強く吹いたりすると、強い外力が蝸牛窓にかかり「パチン」や「ポン」っといった破裂音が聞こえるほど音がするそうです。治療法はあくまでも、入院することで絶対安静にして、自然に穴が塞がるのを待つ治療と手術によって穴を塞ぐ2種類があるようです。耳がポンっと音がしたらまずは、すぐに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めいたします。

過労で起こる、急性低音障害型感音難聴とは?

若い女性に多く発症すると言われていますが、男性や高齢者でも起こりえます。ストレスや過労が原因でとも言われます。突然低音部だけ聴力が落ちてしまい、耳の詰まった感じがあり、周囲の音や自分の声が響くようになってしまいます。低い周波数の「ブーン」とか「ゴーッ」といった耳鳴りがするようです。治療は規則正しい生活とステロイドホルモンや利尿作用のある薬剤で対応するようです。

薬剤での治療が良くありますが、逆に薬剤によっても難聴になってしまいます。ストレプトマイシン(抗生物質)ループ利尿剤(尿を多く出す薬物)シスプラチンなどの抗ガン剤によって耳鳴りが起きてしまうこともあるそうです。難聴が比較的軽度の内に服用を中止すれば症状は改善できるようですが、特に抗がん剤はガンの進行を止める目的ですので、途中で辞めるタイミングがすごく難しいところです。

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聴神経に腫瘍ができてしまう!?

耳に音を電気信号に変換したものを送る役割である、蝸牛神経と平衡感覚についての情報を脳に送る前庭神経を合わせたものを、「聴神経」といいます。この聴神経発生する両性の腫瘍を聴神経腫瘍と呼ぶそうです。最初の段階は、腫瘍がある片側の耳だけに難聴や耳鳴りが生じます。それは、腫瘍が内耳道に小さく固まっているためです。難聴か耳鳴りがするよりも先にフラフラとめまいがすることもあるそうです。早期発見で、腫瘍が小さい場合は核磁気共鳴を使って経過を確認します。もし、腫瘍が大きくなっていた場合は、外科手術や放射線治療を行う必要があります。

全身疾患から耳鳴りへ

一見関係のないような病気でも耳鳴りになることがあります。動脈硬化、高血圧、低血圧、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化、不整脈、腎臓があるかったりすると耳鳴りが起こることがあります。また脳幹(生命維持に必要な脳の中枢神経系が集まるところ)の動脈が詰まって血流が流れにくくなると循環障害が生じ、突発的な難聴や耳鳴り、めまいなどの症状が出てくる。一概に耳鳴りの関係性を証明するのは難しいですが、生活習慣病の慢性疾患がある人は、まずは、病気の治療に専念していくことが重要ではないでしょうか。

参照元:耳鳴りの9割は治る 新田清一 小川郁

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