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体の事 菊芋

菊芋で血糖値を下げる前に『糖化』を知ろう!

2022/02/07



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糖化という言葉を聞いたことありますか?糖化とは糖(グルコース)とたんぱく質が結合して変性してしまう反応です。糖化を発見した人の名前を取って『メイラード反応』と呼ばれています。

人間に起きている糖化はホットケーキと同じ反応?

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ホットケーキを焼いた時にコンガリした褐色に変化していくのを見たことないでしょうか?あれが『糖化反応』になります。ホットケーキの中の砂糖が卵や牛乳などのたんぱく質と結びついて変性していくのです。他にも、魚や肉、醤油や味噌などにつけて焼いた時にも糖化が起きています。おせんべいを焼いたりクッキーを焼いたりした時に食材がこんがりキツネ色になって美味しそうな香りを放っているのは糖化が起きています。

 

コゲの中には老化促進物質(AGE)が含まれている!?

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よくコゲを食べると癌になるとか言われていましたが、実際に焼きすぎた食材にはAGEという老化促進物質が多く含まれています。AGEは元々食材には7%程度しか含まれているためそんなに気にする必要はありません。ただし、コゲたところは口に入れないようにしたり、焼きすぎないように注意する心がけくらいは必要です。

老化促進物質はどんどん溜まる訳ではない!?

体内のAGE(糖化促進物質)はどんどんたまる訳ではありません。白血球の一種であるマクロファージによて代謝されています。マクロファージは『貪食細胞』と呼ばれて体内の異物を見つけて食べてしまう細胞です。AGEも一部は食べられて処理され体外へ排出されます。ただ、マクロファージがいかに頑張ろうとも高血糖状態が続いているのであれば、代謝能力が追い付かずに処理できなくなります。大切なのは高血糖が続かないように糖質の撮りすぎを抑えていくことです。その状態で菊芋を味噌汁やスープで摂取して、血糖値と付き合っていきましょう!

参照:糖化防げばあなたは一生老化しない 久保明氏

 

 

 

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