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黒豆茶

黒豆茶でデトックス

2022/01/18



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冬になると乾燥してきますが、皆さん水分は摂取していますでしょうか?夜になるとどうしてもオシッコに行きたくなるため飲むのを控えているという方が多いかと思いますが、少しでも水分はこまめに摂っておかないと、体の水分量が少ないこともありますので、意識して摂取していきましょう。今回は、黒豆茶の体のデトックスについてお話させていただきます。

黒豆茶でデトックス!?排水作用でむくみ・冷え性を撃退

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体の中では水分量は常に一定に保たれるように調整されており、のどが渇いたり、汗や尿で水分を出したりしてバランスをとっています。いわゆる『むくみ』というのは水分の排出がうまくいかないことで余分な水分が組織に溜まってしまうことです。余分な水分を出すには、腎機能を高めて余分な水分を排出していく必要があります。黒豆茶に含まれる『クロスミン』や『クロサンテミン』と呼ばれるアントシアニン系のポリフェノールが含まれており、この成分が血液をサラサラにする効果に加えて、腎機能を高めて不要な水分や老廃物を体外へ排出するサポート作用があると考えられています。さらには、黒豆茶にはカリウムが含まれており、体内のナトリウムをコントロールして水分の代謝を良くしてむくみの解消につながるといわれています。

黒豆茶で血管構造を安定化しよう!

むくみは腎機能以外にも血管や血液の不調によって起こるものもあります。血管の内部を構成する血管内皮細胞と外側をとりまく壁細胞との接着が弱まると血管の構造が不安定になります。すると血液中の血漿や老廃物が過剰に漏れ出してむくみや炎症などの症状が出てくるのです。黒豆茶のポリフェノールはこの細胞同士の接着する役目のTie2(タイツー)というタンパク質になります。このタンパク質を活性化する働きがあるといわれているため、黒豆茶は血管細胞をしっかりと接着させ安定化させる効果が期待されています。

黒豆抽出物を使った試験例について

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豆の食品メーカーフジッコ㈱が黒豆抽出物を使った試験を実施おりましたので紹介させていただきます。

対象者:むくみを自覚している女性20名

摂取物:黒豆種皮抽出物 100mgおよび偽薬(意識で変化していないかの確認のため)

足の体積を測定:朝9時~9時半 夕方5時半~6時(水槽に足を入れて水位で測定)

偽薬よりも黒豆抽出物を摂取した人の方が体積が小さくなっており、むくみ改善に効果があったことが実証されました。

まとめ

むくみは女性の大敵でもありますが、男性も腎機能低下などの可能性があるため要注意です。黒豆茶や抗酸化物質ポリフェノールを他の食品などても意識して摂取して、出来るだけ血管と腎機能をいたわってあげてくださいね。

 

参照元:血管が若返る黒豆茶健康法 秋津壽男氏

冬虫夏草|宮崎大学と共同研究 国産100%

平日9:00~18:00

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