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冬虫夏草

免疫機能を上げることでアレルギー疾患を予防する!

2021/02/02



LubosHouska / Pixabay

前回のお話では、冬虫夏草エキスはガンと戦う力をもつということをお話しさせていただきました。

実は免疫活性を上げることは、アレルギーの症状から健やかな元気保つことにもつながります。それは何故か?現代の食生活によって、我々の腸内環境はバランスが崩れています。腸内細胞の免疫の主役としてTh1(細胞性免疫)とTh2(液性免疫)の2種類がバランスをとっており、どちらかが優位になると、一方を抑えられるという仕組みになっています。

特にTh2が過剰になると免疫はタンパク質に過剰に反応して、ぜんそく、アトピー、花粉症などのアレルギー疾患にかかりやすくなります。

 

ぜんそく、アトピー、花粉症などの疾患になってしまった理由とは?

免疫細胞の一つであるTh2が優位になっている理由としては、タンパク質の過剰摂取、中でも加工食品に含まれる粗悪なタンパク質の摂り過ぎが原因とも言われています。

食べ物は小腸で消化・吸収されますが、過剰に摂取された「タンパク質」は消化されないまま、「異種タンパク質」として大腸に送られ、悪玉菌のエサになってしまいます。悪玉菌が異種タンパク質を分解すると、毒性を持ったガスが生成され、大腸の粘膜を傷つけてしまいます。

そうすると、異種タンパク質がそこから粘膜に侵入しようとするため、それを防ごうと大腸の周りのTh2が活性化されます。結果、免疫系のバランスが崩れアレルギー疾患など、さまざまな不調が起きてしまうのです。冬虫夏草はそんなバランスが崩れた大腸を整えてくれる役目があると言われています。

 

アレルギー疾患を守る食生活を!

第一のポイントとしては、当たり前と思いがちですが、食事をしっかりとることです。バランスの良い食事を1日3度、規則正しく食べていれば、毎日決まった時間に排便できます。

第二のポイントは、現代に多いストレスをためないことです。胃腸は臓器の中でも最もデリケートなところで、精神的な影響を受けやすいといわれています。例えば、脳でストレスを感じると自律神経を通じて胃腸に伝わり、胃腸の動きが阻害されます。

これを「腸脳相関」というそうです。ストレスをためないようにすれば免疫のバランスが取れてアレルギーをはじめとする全身の病気の予防になります。

第三のポイントは、ご自身の便をよく観察することです。健康な便とそうでない便を見分けて、健康状態を確認することが大切です。健康な便の目安は、黄金色または黄褐色、形はバナナ型かトグロを巻いていて練りがハミガキ粉くらいのかたさであることです。

臭いも少なく、最少は水に浮いていてだんだん沈んでいく程度のものが良いそうです。自分の腸内環境は中々見れないですが、外側から健康状態を確認できる目安になるのではないでしょうか。

冬虫夏草|宮崎大学と共同開発 国産100%

 

平日9:00~18:00

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