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冬虫夏草とは

天然物と人工培養の冬虫夏草の違いとは?

2022/04/20



今回は、冬虫夏草の種類についてお話しします。細かく分けれれば世界中で数百種類とある冬虫夏草ですが、現在一般的に漢方として流通している冬虫夏草は大きく分けて2種類あります。

 

天然の冬虫夏草 メリット、デメリット

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天然の冬虫夏草で、代表的なものとして、コルジセプス シネンシス(Cordyceps sinensis)という糸状菌がコウモリガの幼虫に寄生し生じた冬虫夏草があります。その名の通り、

「冬は虫であり、夏は草である」ということになります。

天然の冬虫夏草は、主に中国の西南高地、四川省、ネパール、青雲省などの標高3000mを超える地域で見つかっております。しかし、中国では冬虫夏草の乱獲などが激しくレッドデータブックによると、冬虫夏草のⅠ類の属する、ミドリクチキムシタケ、カイガラムシツブタケ、イリオモテクモタケ(以下省略)などは、現在では絶滅危惧種として登録されています。

 

標高3000mを超える天然の冬虫夏草の採取は非常に貴重な為、高額な価格で取引されることもあります。しかし、貴重なものゆえに粗悪品も出回り高額で販売されることがあるので注意が必要です。

 

 

人工培養の冬虫夏草 メリット、デメリット

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天然の冬虫夏草のほとんどは奇主が異なっており、採取できる場所や取れる量は不安定なものであります。それに比べ、人工培養の冬虫夏草はシイタケやエリンギのように安定な栽培方法を確立することで効率的な生産をすることが可能になります。

ただし、人工培養の冬虫夏草も栽培中には雑菌が入らないように細心の注意が必要です。

なぜなら冬虫夏草同様に、雑菌にとっても温度及び湿度域が冬虫夏草の菌同様とても好ましい状態になるからです。そのため、雑菌の侵入を最少に抑える事が人工栽培において非常に重要になります。

私たちひご自然食品の国産100%の冬虫夏草は、自社の製造方法を研究するとによって、有効成分を多く含む子実体(キノコ)を、天然物と比較しても安定した量の子実体を作ることを可能としました。

また安全性についても検査を実施しております。ひご自然食品の冬虫夏草の安全データシート

 

ひご自然食品の国産100%の冬虫夏草は人工培養で安定した生産を確立しており、一般に安く提供することも可能になっております。

 

冬虫夏草の子実体とは?

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子嚢菌類である冬虫夏草は、寄生された宿主(虫体部もしくは培地)と子実体とともに、生薬として用いられてきました。

また子実体を形成する前の、いわばキノコの源ともいえる栄養菌糸体にも、条件を整えれば同等の薬効が期待できることから「菌糸体培養」技術というのも存在します。(参照:明治乳業の菌糸体培養タンク)

弊社では、菌糸体を育てる栄養源となる「培地」には、トウモロコシ、米粉などすり潰したものを混合させてペーストにしたものを使用しております。

タンクではなく、下図のような透明なポットに培地をいれて、表面には透明のビニールを付けて、程良くポット内で湿度を保てるようにして冬虫夏草を大切に育てています。

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 冬虫夏草の子実体はキノコの繁殖器官!?

冬虫夏草をキノコという観点から考えてみます。キノコは「木の子」が語源(枯れ木や切り株から生えるから)ともいわれますが、もちろん木が親ではありません。

木材などの中に繁殖した糸状の細胞(菌糸)から伸び出た一種の繁殖器官が“キノコ”であり、子実体と言われる部分になります。冬虫夏草で言うとオレンジ色の部分になります。

そのためキノコの親は木でなく、菌糸であるとも言えます。

この子実体の内部にできた胞子(植物で言えば種子)が地面や木材の上に落ちて発芽し、菌糸を伸ばして殖えていくのです。

見た目は違えど、様々な色や形をしているキノコは本当に面白いですね。

中国産冬虫夏草の品質が変動する理由とは!?

sciencefreak / Pixabay

中国産の天然冬虫夏草は金額が上下変動します。1kg何百万円なんて当たり前です。もちろん天然品なので気候変動や温度、湿度で収穫量は変化してしまいます。

実は天候以外にも要因があることをご存知でしょうか?

青海省冬虫夏草協会と青海省畜獣医科学院の冬虫夏草研究室から、天然品冬虫夏草の未成熟なものを市場に出回らせないように呼びかけられています。冬虫夏草は、海抜4000メートル以上の寒冷地で栽培できて、青海省が国内生産量の60%を占めているのにも関わらず何故市場に出回らないのでしょうか?それは、まだ適正な採取時期になってもいないのに、一部のバイヤーが完全に成長していない冬虫夏草を買いつけるためです。見た目では大きな違いはありませんが、有効成分が蓄積していない可能性があると、青海省畜獣医科学院の冬虫夏草研究室の李玉玲主任は指摘しています。

2018年4月20日 参照元:Sankei Biz  https://www.sankeibiz.jp/macro/news/150709/mcb1507090500001-n1.htm

中国産の冬虫夏草(天然品)は価格も変動するのか!?

冬虫夏草は中級レベルだと1キロ12万元(約236万円)前後で取引されて、次の年では10万元くらいに下がっているとありました。原因としては品質が下がり価格の下落幅も下がってしまっているようです。ですが、最上級の冬虫夏草に関しては全く影響が及ばす需要に供給が追いついていないようです。最上級かどうかは価格でしか判断できない可能性もあるので、信用できるところから購入する必要はあります。

参照元:Sankei Biz  https://www.sankeibiz.jp/macro/news/150709/mcb1507090500001-n1.htm

安定価格・安定品質の日本産冬虫夏草

日本産の冬虫夏草(ひご自然食品)は、宮崎県で栽培しており無農薬で安心安全です。収穫の未成熟などは起こらないように、冬虫夏草の成長が最大になる(胞子が出るか出ないかレベル)まで成熟させて収穫していきます。なので出来るだけ有効成分が多い状態にした上で収穫するように心掛けています。成熟しすぎるとカビが発生する可能性が増えてきますが、毎日の目視検査によって品質の高い、日本産冬虫夏草を栽培しています。

 

 

日本産冬虫夏草の有効成分コルジセピンとは?

コルジセピンは冬虫夏草に含まれる成分で、DNAやRNAの合成を阻害することでがん細胞の増殖を抑制することが多くの論文で発表されています。さらにコルジセピンの生産性を高めるために、培養した冬虫夏草に高エネルギーイオンビームを照射して、冬虫夏草変異株を作り出して高濃度のコルジセピンを産生させたりしている企業もいます。それくらいコルジセピンの濃度を増やす研究が注目されています。

参照元:https://shingi.jst.go.jp/past_abst/abst/p/12/1227/fukui03.pdf

日本産冬虫夏草のコルジセピンは肥満予防に!?

冬虫夏草そのものは体質改善でご利用いただいておりますが、肥満予防について研究されています。脂肪組織、脂肪生成の予防としてコルジセプスミリタリスの冬虫夏草(ひご自然食品と同じ種)を使って試験していました。線維芽細胞(3T3−L1細胞)の脂肪細胞への分化およびトリアシルグリセロールの合成を阻害する効果を示すようです。そのため肥満対策にも使えるのではと研究者は考えているようです。

参照元:https://patents.google.com/patent/JP2010503729A/ja

 

日本産冬虫夏草コルジセピンの含量を比較

コルジセピン含量がひご自然食品よりも多いお店があります。ただ、飲んでもらった後の体感については、朝パッと起きれる、寝起きがスッキリしているなどの声をいただいております。

・ひご自然食品 コルジセピン 0.16g/100g

・他社A   コルジセピン         0.06g/100g

・他社B   コルジセピン 4.95g/100g

コルジセピン以外ににも食物繊維(β-グルカン)、マンニトールやアミノ酸含量についても『ひご自然食品』では公開しています。

ひご自然食品よりもコルジセピン含量が多い冬虫夏草はあります。ですが体感できるかは飲んでいただけないとわかりません。まずは一度お試して、ひご自然食品の冬虫夏草の『体感』を味わっていただければと思います。

ひご自然食品の冬虫夏草はコチラ

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冬虫夏草|宮崎大学と共同研究 国産100%

 

 

 

 

 

冬虫夏草|宮崎大学と共同研究 国産100%

平日9:00~18:00

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