*

冬虫夏草とは

冬虫夏草の作り方?栽培方法とは?

2022/02/25



冬虫夏草とは冬の間は虫で、虫に寄生した後に夏になると虫から草のようにキノコが生えてくる。それが『冬虫夏草(とうちゅうかそう)』の名前の由来です。今回は栽培している冬虫夏草の作り方(栽培)について紹介させていただきます。

虫ではなく培地栽培の冬虫夏草とは!?

弊社ではハンバーグのような培地(ジャガイモなどをすり潰した栄養分)に冬虫夏草菌を植え付けて栽培しています。そのため、天然の冬虫夏草のように虫は入っていません。ただ、冬虫夏草の栽培において、天敵はカビです。今回は4月からの栽培ですので、温かく湿度も高いのでカビが生えやすい状況です。冬虫夏草のカビが生える前にすべての培地を包み込んでしまえば安定して成長することができます。そこまでは冬虫夏草を毎日見張り続け、カビを発見次第、除去もしくは廃棄しないといけないのです。冬虫夏草の作り方はとても根気がいる作業なのです。

冬虫夏草の子実体の作り方とは?

写真の棒状のものは、冬虫夏草の子実体で一般的に言う『キノコ』の部分になります。冬虫夏草の栽培では、作ったすべての冬虫夏草に子実体が生えてくるわけではありません。現在生えている状態はオレンジ色ですが、最初は真っ白で、薄いオレンジから次第に濃ゆくなっていきます。最初は丸い突起物のようなものが出てから冬虫夏草の棒状に変化していきます。

進化する冬虫夏草の作り方とは?

今回栽培した冬虫夏草は左上の写真のようなポットに変更しております。大きさは若干高くしておりますが、上写真の栽培では、フィルムの栽培になります。冬虫夏草はうまく栽培することができればフィルムの部分にくっついて、それ以上は大きくなることができなかったのです。そこで、髙くしたカップを使用することで子実体を大きくする作り方を採用しています。冬虫夏草は生き物なので試行錯誤するとそれに応えてくれるので今後の成長が楽しみです。

冬虫夏草|宮崎大学と共同研究 国産100%

平日9:00~18:00

-冬虫夏草とは