糖化対策はサプリメントだけでいいの?|桑の葉を飲む前に知って欲しいこと
2022/01/20


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糖化?って聞いたことありますでしょうか?老化や病気を引き起こす大きな要因として考えれられています。食習慣、生活習慣の傾向によって糖化リスクが高くなるといわれています。
糖化ってなんだろう?
私たちのからはほとんどがたんぱく質で出来ています。このたんぱく質は体内に入ってきた糖と結合しやすい性質があります。糖とたんぱく質が結合して、たんぱく質が変性して『AGE(糖化最終生成物)』という老化促進物質を生み出してしまうことになるのです。AGEは血液中に糖が多い状態だと作られますので、食事を多く摂りすぎたり、炭水化物や甘いものの糖質が多いと糖化してしまいます。(下記参照)
AGEは最近の医学ではAGEこそが老化を加速させ様々な病気を発症させる原因と考えれています。
AGE(糖化最終生成物)の何が悪いの?
体の血管や筋肉、肌を構成しているのはたんぱく質であうが、AGEが増えるとたんぱく質で出来た組織がどんどん変性して劣化していってしまいます。すなわち体中の様々な組織が化石にでもなったかのように脆くなってしまうのです。組織がもろくなることで血管壁に炎症が起こりやすくなり動脈硬化の危険性が高まります。動脈硬化から心筋梗塞、脳梗塞などの恐ろしい病気の可能性も高くなってしまいます。
AGE(糖化最終生成物)が多いとその他の病気のリスクも高まる?
AGEが多いことで、糖尿病の人は腎臓や目などの細い血管がもろくなってしまい、糖尿病合併症の確率が高まってしまいます。血管だけでなく、肌のたんぱく質がもろくなれば、たるみ、しわなどの老化が進み、骨の老化にも影響していきます。アルツハイマー病などの認知症にも深く関係しているようです。
NASH(非アルコール性脂肪肝炎)という肝硬変に進みやすい脂肪肝との因果関係も指摘されています。
糖化対策はどうしたらいいの?
①バイキングが好きだけど食べてはいけないの?
カレーやラーメン、お寿司のようなものは食べ過ぎになってしまうので、3日に1度くらいにしましょう!
②野菜をあまり食べない
食事に必ず野菜を1品取り入れましょう。
③ご飯や麺類などの炭水化物をしっかり食べないと気が済まない
外食では小ライスで家では小さめの茶碗で食べましょう。
④甘いものに目がなく、外食やジュースを良く飲む。
甘いものはなるべく控えて、どうしても食べたい場合は糖分控えめのダークチョコレートです。
参照:糖化を防げばあなたは一生老化しない 久保明氏
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