菊芋の葉に含まれる有効成分とは?
2022/01/12
菊芋は今からの時期は一気に葉を出して、ドンドン上に大きくなっていきます。菊芋の『芋』はブームになってから、整腸作用やダイエット、糖尿病対策などで飲んでいる方が多いです。では、菊芋の葉どうなのでしょうか?
菊芋の葉はどんなもの?
菊芋は直売所やスーパーで並んでいるのを見かけたことがある方がいるかもしれませんが、菊芋の葉っぱは見たことはないではないでしょうか?とても生命力が強く下から、何本も茎が出てきて、茎にはトゲが沢山ついているため素手で触ると少し痛いです。葉は柔らかく、農家さんは天ぷらや『おひたし』にして食べているようです。
菊芋の葉にイヌリンは含まれているのでしょうか?
熊本県産業技術センターの報告によりますと菊芋の芋部分に含まれる有効成分のイヌリンは、葉には含まれていないと述べられています。では菊芋の葉にはどんな成分が含まれているのでしょうか?
菊芋の葉に含まれる成分とは? その1
菊芋はキク科のひまわり属で、大きくなるとひまわりのようなきれいな黄色い花を咲かせます。菊芋の葉は、中国では炎症、発赤、発熱などの治療として使われているようです。菊芋の葉に含まれる成分は、セスキテルペノイド、ジテルペノイド 、脂肪酸誘導体と呼ばれる成分です。
特にセスキテルペノイドに関しては、乳癌に対しての見解が下記論文で示されています。
中瀬朋夏氏 高橋幸一氏
参照論文:キクイモ Helianthu stuberosus L.の葉のセスキテルペノイド成分について
菊芋の葉に含まれる成分とは? その2
もう一つ菊芋の葉に含まれる成分が研究されていたのでご紹介します。DCCD 1−(3’,4’−ジヒドロキシシンナモイル)シクロペンタン−2,3−ジオール という
とても覚えらない名前です。この成分は花粉症症状軽減用として注目されている成分のようです。コーヒーにも含まれている燃焼系クロロゲン酸類もあるようですが、
DCCD(花粉症症状軽減用)は他の成分と比較しても相対的に多くあります。
またDCCD(花粉症症状軽減用)の収率は根っこよりも葉の方が多いことが図からもわかります。
参考文献:https://astamuse.com/ja/published/JP/No/2020036563
まとめ
菊芋の葉に、菊芋と同じような有効成分のイヌリンは入っていませんでしたが、菊芋の葉に含まれるセスキテルペノイドに関しての抗癌活性が調べられていました。DCCD(花粉症症状軽減用)が他の成分と比較して多く含まれていることが報告されていました。菊芋の葉を乾燥して、食べてみましたが、そこまで癖のあるものはありませんでした。粉末で菊芋の葉を作ってみましたので、ご興味がございましたらご利用ください。
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