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菊芋

ヘモグロビンA1cは役に立つ指標なのか?

2020/12/12



9355 / Pixabay

こんにちは。ひご自然食品の久保です。血液検査などでHbA1cという表記を見たことはないでしょうか?それはヘモグロビンA1cと言い、食事からとりこまれたブドウ糖がインスリンによってエネルギーに変換されますが、一部は赤血球に含まれる色素のヘモグロビンに結合してしまいます。この結合したのがヘモグロビンA1cと言います。

ヘモグロビンA1cの指標について

ヘモグロビンA1cの数値が6.5%以上だと糖尿病と疑われます。ではどのような計算でこのような数値を導いているかというと以下になります。

≪ヘモグロビンA1c=ブドウ糖と結合したヘモグロビン量÷ヘモグロビン総量≫

ヘモグロビンA1cの数値

1 5.5%未満であれば正常

2 6.0%~6.4%は糖尿病を否定できない、糖尿病予備軍

3    6.5%以上は常に血糖値が高い状態にあることを示していて糖尿が強く疑われます。

ヘモグロビンA1cを下げるために行政が活躍!?

新潟県魚沼市ではヘモグロビンA1cを糖尿病患者に意識してもらうために、プロジェクト8とうのを立ち上げています。ヘモグロビンA1cが8%以上の人を

見逃すなという試みです。魚沼市内の病院、薬局が糖尿病の治療を中断している人に呼び掛けて治療を再開するように促したり、健康診断で糖尿病が疑われたにも

関らず治療をしていいない人には近くの医療機関の紹介を送ってすぐに治療をしてもらう。さらには、糖尿病の改善のためにの食生活の心得、ヘルシー弁当の実演などの

医療講座を開いて、自身で生活改善をできるように心がけています。

ヘモグロビンA1cが8%以上だった人も7割減少で、8%以上だった人も早期に数値改善など、病状の悪化を食い止めるために

魚沼市という行政が取り組んでいるのです。(一部改変 糖尿病ヘモグロビンA1cを下げるコツがわかる本 p38抜粋)

参照:糖尿病ヘモグロビンA1cを下げるコツがわかる本  栗原毅氏

平日9:00~18:00

-菊芋