ペットの癌はなぜ進行速度が早いのか?
2021/06/15
こんにちは。ひご自然食品の久保です。お問い合わせで、愛犬や猫のお問い合わせが毎月少しづつ入ってきます。小型犬なので、手術するにも体力がなく家で療養しているとのことでした。犬、猫も人間と同様で死因の一位は悪性腫瘍の癌になります。1997年10月にアメリカのモーリス動物基金(Morris Animal Foundation Animal Health Survey)が調査を行っており、犬・猫の死亡原因のトップは癌で、約25%が癌で死亡しており、動物病院にきているペットの40%は何かのガンにかかっているとのことです。(一部抜粋)
ペットの病気は様々(癌、心臓病、腎臓、肥満、糖尿病)
獣医学は医学と共に進歩しており、飼い主さんのペットへの意識は高いものになっています。予防接種や健康管理、食生活などの改善で、ペットの寿命は飛躍的に伸びてきました。寿命が伸びると同時に、病気に苦しんでいるペットも増えてきました。人間と同様に癌、心臓病、腎臓病、肥満、糖尿病といった人間がかかるような病の確率が高くなってきました。
動物(ペット)の年の取り方は早い?
犬や猫は人間と同じように年はとりません。人の約4倍くらいのスピードで年をとっていきます。犬種・猫種、身体の大きさで若干の違いはありますが、犬・猫は8歳から成人病(生活習慣病)年齢になります。南毅生氏が犬の炎症性乳がんの初診時から生存期間を調べたデータを紹介します。1週間以内に9.5%、1~4週間で22.2%、12週間以上25.4%、無回答1.6%と初診から12週間(3ヶ月)で73%が死亡している結果になります。
下記に犬の年齢表を表示していますが、犬は人間位比べて年をとる速度が早いため、加齢と共に増える年齢にも気を配っていかないといけません。
参照元:動物病院 NORIKO
参照:ペットがガンに負けないために 宮野のり子 院長・獣医師