冬虫夏草(国産)宮崎県産

サプリメントや薬膳料理などの素材に用いられる冬虫夏草

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冬虫夏草の歴史について

   

古くから不老長寿や滋養強壮のための高級食材として重宝されてきたキノコの一種です。

見た目は虫にも見えますが、虫ではありません。蜘蛛や蝉などの昆虫に寄生するキノコ(コルジリア菌)の総称です。

その歴史は古く、紀元前2000年頃から認知されていました。

主に、コウモリガの幼虫に寄生したものを指し、ネパールやチベット、ヒマラヤ山系などの高山地帯にしか棲息しないコウモリガに寄生した冬虫夏草は、とても珍重されてきました。ニイニイゼミに発生するタイプもあります。

楊貴妃や秦の始皇帝も不老長寿の薬として親しんでいたと言われています。

中国での歴史は長いですが、日本では1768年、青木昆陽の「昆陽漫録補」に記載されたのが最初と言われています。その後、中国から輸入されてきました。日本にも冬虫夏草の仲間がいる事が分かってからの歴史はまだ浅いと言ってよいでしょう。
日本の場合も、蜂にしか寄生しないハチタケや蝉にしか寄生しないセミタケ等、寄生する昆虫の種類が決まっています。

1993年に開催された世界陸上選手権で中国の選手が強豪相手にメダルを独占した事が話題になりましたが、冬虫夏草入りのドリンクを飲んでいた事が紹介されています。

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