花粉症対策として注目を浴びているのが、サプリによる体質改善です。
これまでの研究により、花粉症の原因はヒスタミンという物質が体内で過剰反応して起こるために出てくる症状ということが分かっています。
ということは、このヒスタミンを抑制させる成分をサプリメントにより日常的に摂取すれば、花粉の季節になっても花粉症の症状が出なくなるという方法です。
それでは、どのような成分がヒスタミンの抑制に効果的なのでしょうか。代表的なものを紹介します。
・ケルセチン
ポリフェノールの一種でタマネギに多く含まれる抗酸化作用により、ヒスタミンをブロックします。
そのほか、血管を柔らかくして活性酸素を防ぎます。
・ネトル抽出物
アレルギー対策として有名なハーブです。ヒスタミンを体内で新たに生成しないようにする作用があり、そのため花粉症だけでなくアトピー性皮膚炎などアレルギーを持っている方にも効果が期待できます。
・ブロメライン（酵素）
花粉症を悪化させるフィブリンという物質を分解して、花粉症の辛い症状を抑える効果があり、ドイツでは鼻炎などの治療薬としても有名です。
・乳酸菌
免疫バランスを改善して、花粉症の症状が起きにくくする効果があるとされ大変注目されています。
・ビオチン
ヒスタミンを体外に排出する働きがあり、アレルギーを抑える働きをしてくれます。
・ビタミンB群
アレルギー性疾患には不可欠なビタミンとされています。
いかがでしょうか。こういった成分を全て食事で補うのは不可能ですので、サプリメントを上手く利用して体質改善に努めましょう。
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