生産者販売所で最も有効な立地はどこでしょうか!?
2017/10/14

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1、もちろん「売れる」生産者直売所は立地が大事です。
前回に引き続き、生産者の直売所とした場合のお話をすると、販売店(直売)が「どこ」にあるかで売り上げが大きく変わります。
そしてさらに、生産者直売所を出店する際にチェックしなければいけないポイントは、ターゲットとするお客は「誰か」です。ここではターゲットとする「お客様」を大きく2つに分けることが出来ます。
一つは、スーパーのように毎日の食事に使う野菜などを購入される日常のお客さんへの生産者販売所。もう一つは、地域資源の販売、お土産屋としての道の駅などのような外貨を稼ぐ産地直売所。もちろんどちらも町の中心にあるのが良いかも知れませんが、県外の方などのお客さんの場合は観光地の近く、もしくは観光ルートの方が良い場合があります。
〈日常で利用してもらえる直売所>
日常として毎日のように通って欲しければ「人が行き交う場所」が最も良い場所です。ですが、ここで見落として行けないのは、「生産者にとっても行きやすい場所」ではなくてはいけません。「買いたい人」と「売りたい人」を繋ぐのが直売所の最も重要な役目です。そして尚且つ予算を最低限にしなければいけないので一等地はダメです。二等地、三等地など、出来るだけ維持費がかからなく毎日のように人が交わる場所が良いです。
〈毎日のように人が交わる場所〉
場所代など維持費がかからず毎日のように人が行き交う場所と言えば、ショッピングスーパーなどがあります。ただ、スーパーはほとんど野菜などの生鮮品も扱っているので無理です。