直売所の話

結局のところ生産者直売所は儲かるのか!?

年商1億売り上げる新鮮野菜直売所が出来上がるまでの話

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どんな商売もですが、自分で立ち上げた商売をするにあたって肝心要な話、それが儲かるビジネスかどうかは重要な項目です。儲かるビジネスとは損益分岐点以上の売上を上げること。産直の直売所は軌道に乗せることが出来れば儲かるビジネスです。その理由は仕入れが無いから損失を最小限に抑えることが出来るからです。

最初はコストを最低限に下げ小さく営業を始める

個人事業や中小企業が、産地直送の販売所を始めるなら最初は小さな小規模事業ではじめることをおすすめします。道の駅やJAなど公的機関が始める直売所を除いては、ほとんどの直売所は店頭の小さいスペースで始めることが多いです。しかし侮るなかれ、うまく回り始めれば規模は大きくなり年商22億の売り上げをたたき出す(さいさいきて屋)直売所にも化ける可能性があります。

直売所の収益は手数料のみなので慎重に

直売所の収益は、売れた商品の数パーセントをいただくことで成り立ちます。その数パーセントは地域や商品によって違いますが概ね20%前後です。ここがまた勝負の為所で、手数料のパーセントを下げた方が生産者は喜びます。しかし、下げ過ぎると店舗の運営自体が厳しくなり営業が出来なくなります。実際に直売所を始める前に近隣の直売所の手数料を確認することも重要です。周辺の直売所の平均値でスタートすることをおススメします。

人件費は最低限の人数でOK

店舗兼営で直売所を運営する場合は、専任の担当者は1人でも十分です。品出し、補充など主な仕事は生産者がそれぞれやってくれるので担当者は商品のチェックだけすれば良いです。1つの店舗として営業するにはお店の大きさににもよりますが3人いれば十分です。年商1億くらいでしたら休みやレジ3交代制で十分に回ります。野菜や商品に詳しい中高年の方が良いです。

 

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