直売所の話

直売所運営のメリットとデメリット

2023/06/28

年商1億売り上げる新鮮野菜直売所が出来上がるまでの話

ども、最短で年商1億の直売所を作ったよっしーです。

そもそも直売所とは野菜などの農産物直売所の事を表します。しかしそれ以外の商品でもこの仕組みを作ることによって販売は可能ですが、話がややこしくなるので、当サイトでは主に野菜(農産)直売所の内容で話していきますね。

Wikipediaによると、農産物直売所 農産物直売所(のうさんぶつちょくばいじょ)とは、その直売所が立地する周辺の農家あるいは農業協同組合(農協、JA)などが設置した、地元の農産物を販売する施設である。

 

野菜の無人販売

「野菜の無人販売所」とは、その名の通り野菜を売る無人の販売所です。以前は全国のあちこちにあって畑のそばに設置されていることが多く、農家さんが作った野菜やちょっと傷ついたB級品をそのまま無人販売所と言われる小型の箱に置いておくと、購入者は格安で貯金箱みたいな箱にお金を入れて買った野菜をもらっていくスタイルが流行りました。

ただ、生産者のリスクは大きく支払ったかどうかは分かりません。監視カメラなどを取り付ける無人販売所なども増えましたが、本末転倒、結局のところ継続していくのは難しく、今では以前ほどの無人販売所ブームは無くなりました。

 

農産物直売所に代わる

それに代わるかのように2008年ごろ登場したのが農産物直売所です。

生産者が正規としてJAや市場で販売する野菜以外の商品、いわゆる食べる分には問題ないが見た目が悪いなどのB級品の野菜などが直売所で格安で買えるということもあり、一気に農産物直売所の支持率が上がり、今では農産物以外にも海産物などの直売所も人気があり週末になると人で溢れかえっています。その農産物直売所の代表として「道の駅」などが全国それぞれの特産品などを取り扱い、旅と連動して道の駅を回るというように、ご当地直売所は行政をも巻き込んで発展してきています。

 

paulbr75 / Pixabay

直売所のメリット

直売所の経営をする側として運営の最大のメリットとしては「在庫を持たなくていい」ということです。農産物直売所や道の駅、物産アンテナショップなどに置いてある商品はほとんどが「委託商品」となります。委託商品とは、簡単に言えば「生産者の作った商品をお店で預かっているだけ」です。購入者が商品をレジに持っていき支払いが完了すると、その分の売上が月末に合算され、手数料を引いた金額が仕入れ金としてそれぞれの生産者に支払われます。

ということなので、店舗売場の経営者側の在庫負担はゼロに近いのです。(一部買取などもある)なので支払いに困って仕入れが出来ない!なんてことはありません。ぶっちゃけて言うと「売れても売れなくても痛くない」です。ただ、この痛くないことが後ほど稼ぐための重要なキーポイントとなりますが。

また、売れる商品(野菜)を生産者が持って来てくれるので仕入れ作業などに時間を使うことはありません。それぞれの生産者が自分で考え売れる売り場を作りあげていきますので、波に乗れば勝手に稼ぐ仕組みが出来上がります。なので人件費は最低限で済みます。年商一億くらいでしたらスタッフ三人くらいいれば大丈夫でしょう。

 

直売所のデメリット

仕入れ販売に比べてのデメリットは特にありませんが、一番大きな点は生産者から愛想をつかれたら終わりです。いくら良い建物を作っても、良い立地にあっても生産者が商品を持って来ないと直売所としては成り立ちません。先ほど言った「売れても売れなくても痛くない」という考え方だとすぐに閉店しなくてはならなくなります。

また、売り場を仕切るセンスが重要です。年配の方でも良いので売場の商品知識が強いスタッフを求人しなければいけません。

 

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