ポリフェノール

私たちは必ず老化してしまう!

2018/04/03

こんにちは。晨星興産㈱(しんせいこうさん)の久保です。

(最初に当社のさつまいもの葉の生産・加工についてはこちらをご覧ください。)

人は年齢で老化するのではなく、血管で老化すると言われています。同じ年齢の人であっても、医学的に見ると老化の程度が実年齢よりも若い人やそうでない人がいるからです。みんなが同じように肉体的に老化するにではないため、年齢的に若いのに血管が老化している人がいるの現状です。老化には様々な面があり、我々人間は老化という現象を研究し、老化の解明に取り組んできましたが、老化のメカニズムに関してはいくつかの仮説があります。それを紹介します。

老化のメカニズムとは!?

①プログラム説 遺伝子(DNA)の中に、すでに老化プログラムが組み込まれている。

②エラー説  遺伝子の(DNA)が遺伝情報を伝える際に、誤りが起こり、その誤りを修復する機能が年齢と共に低下していく。

③内分泌説 下垂体ホルモンなどの内分泌の分泌能力が年齢と共に低下する。

④免疫力低下説 年齢とともに免疫力が低下して、病気にかかりやすくなる。

⑤活性酸素説 活性酸素が老化の原因物質であるという考え方。

老化は活性酸素によって早まる!?

遅かれ早かれ老いは誰にでも訪れますが、その原因の1つの活性酸素についてです。(⑤で紹介した説です) 私たちは空気、すなわち酸素がないと生きてはいけないのですが、実は酸素が変身したもの(活性酸素)が私たちの体に害を与えているのです。空気中からとりこんだ酸素は、たやすく性質の異なる反応性に富んだ「活性酸素」になります。私たちの体の細胞が酸化するということは皮膚、血管、各種の臓器が酸化されているということであり、酸化現象は細胞レベルで起こり老化やガン、動脈効果などの生活習慣病を引き起こしてしまうのです。

酸化を防ぐのは避けられない!?

人間の体は約60兆個の細胞で成り立っていますが、その細胞の壁の材料の一つが不飽和脂肪酸と言われる物質です。日常で使われる天ぷら油と同じような性質があるため、酸化されやすいです。熱で酸化した油は不飽和脂肪酸が活性酸素によって過酸化脂質に変わったもので、体の中の細胞で同じことが起こっていると考えていただければと思います。私のたちの体の細胞では、熱でなくエネルギー生成段階での化学変化によって酸化反応が起こります。酸素と接触しなければ良いのですが、酸素は血液によって、体中に運ばれ、エネルギーとして使われるので、細胞レベルで酸化を防ぐことは避けられないのです。

参照元:専門医がやさしく教える 活性酸素 近藤和雄氏

 

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