さつまいもの栽培環境と特性について
2018/04/03
こんにちは。晨星興産の久保です。さつまいもの栽培は先進国では畦を作ることが当たり前ですが、熱帯地域のフィジーやパプア、アマゾンなどのネイティブの人たちは、小さな山(ヒル)をつくって、てっぺんに苗を植えるというやり方が主流のようです。
さつまいもの栽培方法と温度管理とは?
さつまいもは本来寒さに弱い植物で、15℃以下だとつるの生育が止まって黄色くなってしまいます。10℃以下の温度が1ヶ月以上続くと芋が腐ってしまいます。
さつまいもの栽培方法とは?
さつまいもの種イモは温かい貯蔵庫で(12~15℃)で保存します。春には温かい(28~30℃)に伏せこんで、苗が30cm以上に伸びていきますので、ハサミで切って、ポリフィルム製の黒いマルチをかぶせた畦に定食させます。
植えつけるのは種イモ?それともツル?
さつまいもは面白い植物で、さつまいもかツルをうえても作ることができます。日本では、ジャガイモと同じように、直播適正品種の開発が進められています。本来のツル植えだと育苗や採苗それに定植などの作業に手間がかかるからです。
参照:さつまいもの世界 山川理 様