ポリフェノール

酸素はどのように発生したのか!?

2018/04/03

こんにちは。晨星興産㈱(しんせいこうさん)の久保です。

(最初に当社のさつまいもの葉の生産・加工についてはこちらをご覧ください。)

前回は酸素が変化した活性酸素が様々な病気の要因になっていると紹介させていただきました。そもそも酸素はどのように出来たのでしょうか?原始の地球から酸素を紐解いていきます。

最初は地球には酸素がなかった!?

私たちが何気なく吸っている空気中には、約21%の酸素が含まれています。しかし、地球が誕生した約46億年前は全く違った環境でした。その頃の原始の地球では、地上は厚い雲で覆われており、大豆と雷が荒れ狂い、窒素ガスと炭酸ガスが原始の大気で、酸素はほとんどなく、海は硫化水素であったとされています。そして、約35億年前には最古の微生物が誕生したと言われています。30億年前にになると酸素を必要としない嫌気性生物が発生し、強力な殺傷力を持つ紫外線を避けて生きていたそうです。

酸素の誕生!

約25億年前になると厚い雲もなくなり、太陽光が海に注ぐようになり、光のエネルギーを利用して、生存する生き物(微生物)が発生しました(好気性生物) 水と二酸化炭素(炭酸ガス)を原料として生きていくために必要な糖質を生産する(光合成)植物の祖先が出現してきました。この光合成の副産物が酸素になります。この酸素が爆発的に発生することで、嫌気性生物は死滅していきました。

オゾンの発生

大気中に酸素が沢山できて、太陽からの紫外線により、酸素からオゾンができ始め、上空にオゾン層が形成され始めました。このオゾン層が紫外線を吸収したり反射したりすることで、地球は安全な環境になってきました。紫外線は3種類あり、UVA、UVB、UVCとあり、破壊力が強いのがUVCでオゾン層が反射して地表に届くのを防いでくれます。UVAとUVBは海水浴などで肌を焼いてしまいます。

参照元:専門医がやさしく教える活性酸素 近藤和雄氏

 

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