さつまいもの葉

さつまいもの葉はミネラルが豊富?パート①

2018/04/03

LoggaWiggler / Pixabay

こんにちは。晨星興産の久保です。

(最初に当社のさつまいもの葉の生産・加工についてはこちらをご覧ください。)

さつま芋は準完全栄養食品と言われるくらい、ミネラルやビタミン、食物繊維を持ち合わせている素晴らしい食材です。さらには、さつまいもの葉も芋に劣らず、ミネラルの栄養分を持ち合わせています。

さつまいもの葉のミネラルとは?

さつまいもの葉には、数種類のミネラルが含まれていますが、特に鉄と銅は他の食材よりも多いところがあります。

各成分表 単位 mg/100g

・さつまいの葉 鉄(20.4) 銅(0.89) 晨星興産自社調べ

・スルメイカ  鉄(0.1) 銅(0.34)

・ズワイガニ  鉄(0.5) 銅(0.35)

・そら豆全粒  鉄(5.7) 銅(1.20)

比較的鉄分が多く含まれているのと、そもそも鉄分自体は吸収しにくい成分であるため、 食品で少しずつでも摂取しないと欠乏しやすい成分です。

では鉄と銅にはどんな効果効能があるのでしょうか?

鉄の効果効能

鉄の主な役割は酸素を各組織に運ぶことです。細胞内で酸化に働くチトロームなどの酵素成分になっています。成人男性では4g前後存在していて、赤血球のヘモグロビンや筋肉のミオグロビン、肝臓のフィリチンに含まれています。多くはヘモグロビンの原料になっていて、ヘモグロビンは肺から体の隅々まで酸素を運ぶ赤血球の成分です。鉄の吸収力は約8%前後と非常に低く欠乏しやすいミネラルです。

鉄の欠乏症とは?

鉄が欠乏してしまうと、酸欠状態になってしまいます。貧血、めまい、冷え症、消化不良、頭痛、動悸、息切れ、思考力の低下、顔色が悪い、神経過敏、下痢、発育不全、疲労倦怠、などを引き起こしてしまいます。

鉄の1日の摂取量は?

鉄は1日に約1mg消費すると言われています。食事から、鉄の総量の8%しか吸収されないため、消費量の約10倍は摂取する必要があります。目安としての1日摂取量は、成人男性7.0mg、女性10.5mgでキープすると良いようです。

飲み合わせは?

コーヒーのカフェイン、カルシウム、加工食品ぶ含まれるリン酸塩は鉄の吸収を妨げると言われているのため、さつまいの葉との同時摂取はしない方が良さそうです。

参照:ビタミン・ミネラルの本 吉川敏一氏

参照:文部科学省 食品成分データベース

 

 

 

 

 

 

 

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