さつまいの葉と中国の関係とは?
2018/04/03
こんにちは。晨星興産の久保です。今回はさつまいもの葉と中国についてお話しさせていただきます。1605年野國總管(のぐにそうかん)によって中国の福建省から琉球にさつまいもが持ち込みされたようです。それから鹿児島・長崎・関東などで広く栽培されるようになったそうです。
中国の福建省で食べらているさつまいの葉
ある一説によりますと、中国の福建省の商人がフィリピンのルソンでさつまいもの葉(苗)を入手して、故郷に持ち帰って中国で栽培が始まったとされております。1594年には福建省で飢饉がおこり、飢饉対策で中国全土へさつまいも栽培が広がったようです。今もなお、福建省ではさつまいももそうですが、さつまいの葉が食べられているのですね。
中国のさつまいの栽培は世界No1
中国は世界的に見てもさつまいもの生産量はダントツ1位です。以下がランキングです。
2013年さつまいも生産量ランキングベスト5
1位 中国 70,741,161 t
2位 タンザニア 3,470,304 t
3位 ナイジェリア 3,450,000 t
4位 ウガンダ 3,450,000 t
5位 インドネシア 2,386,729 t
世界でのさつまいもの生産量を約68%をも占める中国は、それだけさつまいの葉があることを示しています。これだけの生産量とさらに人口がいるのだから、さつまいもとさつまいの葉を上手く食料として利用しているのではないかと思います。世界的に人口増加による飢餓が懸念されていますが、さつまいもとさつまいの葉は食料危機を救ってくれる救世主になるのでは!?と願っております。
参照元 なんでもベスト10
http://nandemobest10.seesaa.net/article/417116100.html