さつまいもの葉のポリフェノールをソフトカプセルにする3つの理由
2018/04/03
弊社ではさつまいもの葉のポリフェノール成分の抽出をしておりますが、「なぜソフトカプセルにしているの?」と工場見学したお客様からお問合せがありました。血糖値、高血圧、コレステロールなどの論文が発表されていますが、今回はさつまいもの葉のポリフェノールをソフトカプセルにしたのかを紹介させていただきます。
その① さつまいもの葉の有効成分を長く手軽に摂取
さつまいもの葉に含まれるポリフェノールは血糖値対策として注目されています。血糖値対策としては、自社ボランティア結果から1日に5粒をおすすめしております。ソフトカプセルの5粒分は、さつまいもの生葉で換算すると約50g(サラダボール1杯分に相当)になります。血糖値のために、さつまいもの葉を毎日食べ続けるには大変な量であるため、手軽に摂取できるソフトカプセル(サイズ:縦12㎜×横7㎜)を採用しております。
図 ソフトカプセルのサイズ(目安)
その② 強い抗酸化能力を維持するため
さつまいもの葉に含まれるポリフェノール(クロロゲン酸、ジカフェオイルキナ酸、トリカフェオイルキナ酸)は、紫外線やタバコの影響で、体の中で過剰に発生する『活性酸素』から体の酸化を守ってくれる働きがあると言われています。そのため、酸素と接触するとすぐに反応してしまうために、酸素と接触しないようにソフトカプセルに閉じ込めることで、ポリフェノールの品質を維持しています。
その③ さつまいもの葉の有効成分は水に溶けやすいため
さつまいもの葉に含まれるポリフェノールの成分は、熱水抽出をしています。水に溶けやすい成分が多く含まれているため、体内の消化器官の水分に溶けやすいです。水分と反応しやすいため空気中の水分(湿度)との接触を避けるためにソフトカプセル加工しています。
まとめ
さつまいもの葉に含まれるポリフェノールは活性が強く、酸素や水分との反応が強いがために、品質維持のためにソフトカプセル加工しております。まだまだ摂取効率を上げるために研究をし続けていきます。